しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

嬉しい休薬【再発乳がん闘病記17】

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※この記事は2015年に乳がんが肺転移をした当時を振り返っています。現在は両肺の腫瘍を手術で切除して治療は小休止中です。

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休薬の嬉しさと不安

乳がんが再発して悩む間もなくドセタキセルで治療して初めての休薬。

エンドレス抗がん剤だと思っていた私には、嬉しい期間でした。

でもこの無治療期間に増悪したらと考えると……

……なんて不安、当時は全く考えてませんでした!!

「この辺で治療を少しお休みする?」

という主治医の言葉に

「しますっ!!」

と即答した私。

いや~、我ながら能天気。

だってね、ドセタキセルで腫瘍を小さくする事には成功したものの、消す事はできなかったわけじゃない?

むしろ無治療になって不安になるところじゃないの?

――と、今になると思う。

しじーみさん、浮かれてましたね~。

でも当時は『増悪したら……』なんて不安、不思議と当時は感じてませんでした。

多分ね、再発治療で使った抗がん剤がまだ1種類だけだったからだろうな。

まだ手持ちのカードをあると余裕だったんでしょう。

ま、そのカード、現在は1枚しか残ってないけどね!

それは後々記事にするとして。

増悪の不安よりも嬉しさの方が強かったって、やっぱり肉体的にも精神的にも疲れていたんだろうな、

私には必要な休薬期間だったわけです。

3ヶ月の休薬期間

さて、再発治療を始めてからもし休薬に持ち込めたらアレコレとやりたいと思っていたことがありました。

それはね、バイト!

ちょうど(?)仕事を辞めた時でもありましたし、短期のバイトでもしようかと思っていたのです。

ところがですよ。

ドセタキセルを約1年ほど続けていたら体はそれなりにダメージがありました。

手足には軽い痺れがあり、時々めまいもある。

疲れやすくて、たまにポーンと高熱も出す。

こんな体でバイトできる?

何かできる仕事はないかと求人を眺めるものの、どの仕事も体力的に自信がなくて。

そんな自分が情けなくて、根性なし! ナマケモノ! と自分を責めたりもしたんですが。

途中で『そもそも休薬期間って、次の治療のために体を休める期間だし!』と変な開き直り方をしてバイトを探すのを止めてしまいました。

副作用が消えていくのを感じて

休薬期間は体を回復させると決めて、何もしないことにしたしじーみさん。

ドセタキセル+ハーセプチンでの治療を止めて1カ月、2カ月と月日が流れるごとに体に変化が現れました。

まずは胃の不快感が消え、体のだるさが軽くなり、手足の痺れが消えていく。

浮腫みやすかった足も症状が改善され、鈍くなっていた味覚も戻ってきました。

なんかね、体の中から抗がん剤が少しずつ排出されていくのを感じたなぁ。

治療前の体に戻る事はできなかったけど、日々元気になっていくのを実感して嬉しかった。

ただ残念なことに3カ月程度では髪が伸びなかったので、この休薬中に脱ウィッグはできませんでした。

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うん、まぁ、そんなに早く伸びたりしないよね。

抗がん剤治療で脱毛しても必ず髪は生えてくるというけれど、脱ウィッグするには結構時間がかかるよね。

伸びるのは遅いしボリュームは減るし、元通りって難しいなぁと治療が長引くにつれて感じてます。

 

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