しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

術後10年以上も経つと雑に扱われる術側の腕

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リンパ郭清した左腕の10年後

私は左胸に乳がんを発症し、残念ながら脇下にも一つ腫瘍があったためにリンパ節を切除しました。

リンパ節ってやつは老廃物を流す役割があるらしいので、それを切除してしまうということはリンパ浮腫等を引き起こす可能性があります。

なので手術後、看護師さんからリンパマッサージを教えて頂いて、毎日実践するようにと指導されました。

また重い荷物を持たない、虫刺されや怪我にも気をつけるようにと言われたな。

ネットでリンパ浮腫ってどんなよ?と検索し、浮腫で2倍くらいの太さになった腕を見てビックリ。

こんなになっちゃうの!?

大変じゃん!!

ビビった私はそらもう看護師さんの言う通り毎日マッサージして、荷物は全部右手で持ち、虫刺されや怪我をしないようにと気を使いました。

まるでお姫様のように。

が、のど元過ぎればなんとやら。

あんなにビビってたのに、年々気を使わなくなるんだよねぇ。

10年以上経過した現在の状況

もともと怠け癖のある私。

手術直後は毎日してたマッサージは思い出したらやる程度になり、やがてやらなくなりました。

虫刺されや怪我にもビビることがなくなり、5年も過ぎれば荷物も術側の腕で持っちゃう。

そして術後10年以上経った今は、躊躇いなく採血をするまでになりました。

いや、注射を術側でするのは抵抗あったんだけどね。

乳がんが肺転移してから点滴ばっかりしてたので、右腕に刺せる血管が1つしか無くなっちゃったのよね。

だから仕方なくではあったけど、今はもう点滴もこちらでやれないものかと思うくらいになりました。

幸いこれまでに浮腫になったのは一度だけで、それも軽いものだったからこう思えるんでしょう。

運が良かったというべきか?

もうほとんど右腕と同じ扱いしてます。

なーんだ、普通に扱っても結構平気じゃん!

なんて思う時もある。

あの頃の自分はビビりすぎてたな〜と思うの半分、いくら術後10年以上経っているとはいえ扱いが雑すぎない?と思うの半分。

ここは初心に戻り今日からまた保湿&マッサージしようかな。

 

 

乳がんと告知されるまで

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