間もなく肺の手術をして一年になります。
切除の為に左の脇腹を8㎝程切り、そこから腫瘍を摘出。
肺がんであれば周りを大きく切り取るのですが、私の場合は乳がんが遠隔転移した腫瘍の摘出だし、腫瘍を取り除くというよりは病理をもう一度調べる意味合いが大きかったので、切り取ったのは肺全体の数パーセントのみ。
肺の機能は50%失われるともう寝たきりになってしまうそうですが、私はちょこっとだけなので日常生活に殆ど支障はありません。
手術直後は近所のスーパーに買い物へ行くだけでも息が切れたけど、今は一ヵ月にトータル100km以上歩けるくらいに回復。
恐らく再発してから、今が一番体が動いていると思う。
肺の手術をしてから、私は乳がんブログだけでなく肺がんブログも読ませていただくようになった。
術後どんな症状が出るのか、参考にさせて頂いていた。
寒くなると神経痛のようなものが出たり、運動すると息が切れたり、時々咳が出たり等々。
幸い今の私は時折席は出るけれど、痛みはほぼ出ないで冬を越せた。
もしかすると年を重ねるごとに出たりするのかもしれないけれど、『患部を温める』という知識はしっかり入れてあるので悪戯に不安がる必要はないかな。
ただ体が動くようになったので欲張って更に動くと、やっぱり息は切れる。
疲れる。
心臓がドキドキする。
これまでは運動不足だったから仕方ないと思ってたけど、これが私のキャパなのかも・・・とも思う。
ハーセプチンの副作用で動悸もあるので、この辺は自分の体力を過信せずに注意がしとこう。