10年前の乳がん手術入院をのんびりダラリと振り返っております。
自分で読み返してみるとお役に立ちそうな内容じゃないし、10年前のことなので今とは治療が違ってくるかと思うし、自分の記憶違いなんかもあると思うので参考程度にお読みくださいませ。
前回の記事はこちらから。
最初から読まれる方はこちらから。
さて手術日の夜は38度の熱を出し、翌日から二日くらいまで37.5度前後の熱を出したしじーみさん。
特に苦しいとか食欲が落ちるということもなかったので配膳されるご飯はきっちりと完食し、日中何度か横になりつつもトイレだけじゃなく談話室に立ち寄って持ち込んだインスタントコーヒーを飲んだりと、術後の解放感を満喫してました(笑)
だってね、肺の手術の時はキャスター付きの廃液入れと一緒に行動しなくちゃいけないから、それはそれは動くのが大変なんですよ。
それが乳がんの廃液入れって片手で持てるくらいだから、それを巾着で首に下げられちゃう。
肺の手術後は数日間局部麻酔を流したけれど、胸の手術は食後に痛み止めを服用するだけ。
だからこんな風に鼻歌が出るレベル。
二日目には点滴がとれて繋がれてる管はこの胸から出る廃液パックだけなので、体は非常に軽いです。
術後二日目辺りからやっと手術が終わってホッとしたのか、それともこの環境に慣れたのか眠れるようになってきたので非常に気分は良かったです。
でもね、体はそうもいかない。
何故か熱が術後5日目くらいまで37.5度をウロチョロしておりました。
毎食ご飯は完食するし、排便も毎日あるし、吐き気も寒気もない。
毎回体温を測りに来る看護師さんが首を捻り、もしかすると体内で炎症が起こってるのかと血液検査をしてみたけれど問題なし。
37度ジャストくらいなら平常時でも出ることがあるので気にしないんだけど、流石に37.5度台をこんなに長く出るなんて自分も初体験なので、途中で検温が怖くなりました(笑)
でもね、今年手術をして分かった。
これは多分、私の体質だ。
もし次があったら(あるなよ!)、今度は手術前に過去二回の手術でどちらも数日熱が出ましたって言お!(笑)
術後点滴も外れると本当に何もする事が無く、後は廃液の量が減るのを待つばかりなのですが・・・
これがね、同室の方は術後3日~4日くらいで廃液のドレーンが取れるんですよ。
早い人は翌日くらいにとれちゃう。
私の入院した病院はその廃液量の減り具合で退院の話しが出てくるのですが、これが全く減らない!!(笑)
4日目になってもジャブジャブ廃液が出てて、主治医に「まだ外せないなー」と言われてションボリですよ。
この間、同時期に入院した人が次々と退院していき、気が付けば同室の患者さんが一新されている(笑)
廃液の色は赤から透明に変わってきていて、廃液の量を測りにきた看護師さんが「随分綺麗な色になりましたよー」と言ってくれるものの、全く退院の目途が立たなくて私はションボリ。
結局このドレーンが外されるのは手術後一週間経ってからでした。
次回に続く。