通院日は憂鬱
今週はハーセプチンDAYがありました。
肺の手術後からトータル29回目。
朝から「あー、今日は病院へ行かなきゃなぁ」と憂鬱になる。
だってさ、折角のお休みが治療で一日潰れるし、治療費は2万くらいかかるし、このお金と時間があれば他に楽しいこといくらでもできるよなと思ってしまう。
命に関わることだから仕方ない出費と手間なんだと分かっていても、グダグダと文句を言いたくなる日もあります。
なので治療前に軽くお散歩して、パン屋で美味しそうなパンを買って少しでも楽しい日なんだと錯覚させる(笑)
こういうのができるのもハーセプチンとレトロゾールの副作用が軽くて元気なおかげなんだろうけど。
病院の待合室には相変わらず人が沢山で、こりゃ診察まで1時間待ちのコースかなぁなんて思いながら受付をし、病院到着前に自販機で購入したファンタのプレミアムレモンを飲む。
飲んだ途端に診察室に呼ばれて危うくプレミアムレモンが喉を逆流しそうになったわ。
今までにこんな事なかったから何かの間違いかと思ったけど、恐る恐る診察室のドアを開けたらやっぱり私が呼ばれてた。
思わず主治医に「あまりにも呼ばれるの早くてビックリした!」と言うと「この後、凄く混んでるので早めに呼びました」だって。
どうやらナイスタイミングで受付したモヨウ。
特に気になる症状も出てないので診察はあっという間に終わり、点滴も順調に進んでかなり早めに帰れました。
『悪性度の高いガン』という言葉に凹む
そんなわけでハーセプチン29クール目は何事もなく済んだのですが、ちょいとher2についてネットで調べてたら『悪性度が高く増殖の速いガン』という文に触れてしまい、久しぶりに凹みました。
え? いや、今更!?
このガンと出会ったのは十年以上も前だというのに。
とってもしつこいってのは、身をもって知ってるんだけどね。
不意打ち喰らったみたいに感じるのは、なんだろう?
レトロゾールによる気分の落ち込みだったりするんだろうか?
こういう時は、甘い物を力を借りる。
ココスで自分好みの硬そうなプリンをメニューで見つけてオーダーしてみた。
予想通りの固めプリンで美味しかったですわ。
は~、幸せ。
甘い物は偉大なり!
↓しじーみ乳がん闘病記