※この記事は肺転移直後を振り返って書いてます。
現在は手術で肺の腫瘍を摘出したため、治療は小休止してます。
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二度目の闘病決定
肺転移が確定して、治療日も決定して。
そうなるとやらなきゃいけない事が私には二つあった。
まずは職場への報告。
治療が始まるとなれば、当然、通院日はお休みを頂くことになる。
主治医に治療開始を少し待っては貰ったけど、そんなに余裕もない。
これは直ぐにでも相談しなければならない。
そしてもう一つは、両親の報告。
これはねー、もう、本当に気が重いけど、急ぎでもない。
まずは職場への報告と今後どうするかを相談せねばなりません。
抗がん剤と仕事の両立
この時の私は、仕事を辞める気マンマンでした。
だって初発の時にEC療法を受けながら仕事を続けたのですが、それがやっぱり大変で、あんなのは二度とやれる気がしなかったんですよ。
あの赤いイチゴシロップみたいな点滴、なかなかに手ごわかったですねぇ。
初発の時はですね主治医と点滴する曜日を木曜に固定して頂きました。
そして上司には点滴のある木曜と翌日の金曜をお休みさせてもらえるように相談。
こうすれば土日はもともとお休みだし、木~日曜日を体を休めて月曜日に備える。
なんとかなるだろうと思ったんだけど、これがね、なかなか回復しないのよね。
折角の休日も、遊びに出かける心と体の余裕はありません。
でも生活が治療中心になるのも嫌で、頑張ってお出かけした時もあったな。
そんな感じで、初発の時は仕事と治療を両立させていました。
うーん、両立、できてたのかなぁ?
ポーンと高熱が出ちゃった日は突発で休ませてもらったりして、かなり負担をかけたよなぁと思ってます。
それでも色々と調整してくれて、本当にいい職場だったと今でも感謝してます。
抗がん剤って本当に人によって副作用の出方が違うし、副作用を抑える薬の効き方も人によってマチマチなので誰とも比べられないんだけど。
私の場合、吐き気止めのお陰で気持ち悪さは車酔い程度。
横になってると平気だったかな。
食欲も減ることはなかったけど、食べてるよりは横になりたいって感じでした。
でも体のだるさが本当に手ごわくて、3日くらい横になってたくらいじゃ全然回復しなかったんですよね。
でもECは全4回と決まっていたし、体調が悪いのは約三ヵ月。
当時は三十代だったし、やれるって思ってました。
実際は走りきれましたし。
が、今回は再発。
しかも肺転移。
抗がん剤はエンドレス決定。
仕事を続けられる自身は全くありませんでした。
続きます。
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