今から10年以上も前に、私は乳がん告知を受けました。
それまで特に「あれ?」なんて、自分の体に起こってた異変に気付かず過ごしてしまった。
当時はまだギリ30代だったし、特に不調もなく健康診断でも問題ナシだったから、私ってば健康!って思ってた。
それだけが取り柄みたいに思ってたなー。
40代になったら・・・って、そこを節目に色々と考えてたから、ある日突然異変に気付いた時はサーッと血の気が引きました.とも。
自分の胸に石みたいに硬いしこりの存在に気付いた時は、本当に生きた心地しませんでしたわー。
骨みたいに硬かったので、一瞬「骨?」って勘違いするほどの硬さでした。
気付いた時には2㎝弱。
なんで気付けなかったんだろう。
もっと自分を労わってあげてればなぁ・・・と、今でも時々悔やむ事はあります。
ま、でもこれは仕方ない。
この石のように硬かったしこりの正体はなかなか解明されず、最後には外科的生検で摘出して乳がんだったと判明しました。
ちなみに外科的生検での腫瘍摘出は部分麻酔だったので、リアルな手術の様子を体験しちゃったし、摘出したばかりの腫瘍を触らせて頂いたりもしました(笑)
胸にあった乳がん腫瘍は表面に脂肪?乳腺?が付いてるからか所々白っぽくて、ピンク色をしてました。
人差し指で突っついたら、かなり硬かった。
あと想像してたよりも大きくて「こんなのが胸に埋まってたのに気付かなかったんかい、私!」と心の中で突っ込んだりもしたなー。
肺の手術した時は流石に全身麻酔で摘出した肺を直に見れなかったので、手術立会人に写真を撮ってもらいました(笑)
腫瘍の部分は黒くなってて、見るからに「あ、ここが悪いんだ」って分かる色してました。
そんな写真をお願いするのもアレかと思ったんですが、執刀医に聞いたら「写真を撮りたいって方、結構いますねー」と言ってくれたので、心おきなくお願いしました(笑)
ただあまりにグロテスクなので、うっかり他人に見せないように保存してます。
こんな画像どうするんだと思うんですが、多分一生残しておきそうだな(笑)
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