しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

初発乳がん治療・初めての手術その1(回想録)

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初発乳がんで手術入院をした時を振り返ってます。

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10年も前の話しになるので治療が今とは変わっていたり、記憶があやふやだったりする部分もあると思うので参考程度にお読みくださいませ。

 

前回の記事はこちら。

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最初から読まれる方はこちらから。

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とうとう人生初めての手術の朝を迎えてしまった、しじーみさん。

入院初日から体温がずっと37.0~37.4度を行ったり来たりしていたのですが、手術当日の朝の検温では37.4度に!!

――え? これ、手術できる? 

体温計を見て真っ青になる私。

もし手術が延長とかしてしまうと職場とまた休みについて調整しなくちゃならない。何よりさっさと腫瘍を摘出してしまいたいのに、なんでこんなに体温が高いの!?

検温に来た看護師さんに「体温が37.4度あるんですけど、手術大丈夫なんでしょうか?」と焦りながら訪ねると、看護師さんはニコっと笑って「37.5度以上じゃなければ平熱扱いだから、大丈夫だと思いますよ。一応先生にも確認しておきますね」とのこと。

主治医にもし手術延期を言い渡されたらどうしよう・・・と不安で一杯になってると主治医が様子を見に来てくれて、「このくらいの体温なら手術は問題ないですよ」と言ってくれてやっとホッと出来たのを覚えています(笑)

さて、手術当日は一日飲食が出来ません。

食事は前日の夕食までで、それ以降は食べ物はNGで飲み物は消灯時間まで。

寝る前に軽い下剤のようなものを服用して、出来るだけ胃の中のものを排泄させるようにします。

そういや今年の手術では前夜に睡眠導入剤が処方されて服用したけれど、この時は睡眠導入剤はなし。

寝つきの悪い私は殆ど眠れずに手術を迎えることとなります。

手術当日はやることが沢山で、浣腸、血圧と体温の測定、手術用の点滴ルートの確保、手術着への着替えがあります。

かんちょ・・・いや、イチジクとしよう!

イチジクさんは初体験。

起床後に看護師さんがやってきて処置をしてくれたのですが、横向きになって看護師さんにおちりを向ける恥ずかしさといったら(笑)

ちゃんと体温くらいに温めてくれたイチジクさん、なんとも言えない気持ちでした。

そして私は便秘というものが殆どしたことがなく、前日の夜に服用した下剤がばっちり効いて明け方に殆ど出てしまったようで、イチジクさんをした意味が殆どありませんでした(笑)

ん? そういや肺の手術した時は前日に下剤は服用したけど、イチジクさんしなかったな。

今はあんまりイチジクさんはしないのかな?

そして一番の山場である点滴ルートの確保なのですが、この時は3回目で確保となりました。

今よりもずっと血管が浮いていて、真っすぐでそれなりに太い血管があったんだけど、やっぱり一回目で成功ってなかなかないですね。

失敗した時は「あー・・・」って思っちゃうけど、それよりも看護師さんの明らかな動揺と焦りにこっちが申し訳なりますね(笑)

私の腕をあちこち見回して「すみません、点滴の針を刺すのが上手な先輩を呼んできますね!」ってダッシュする若い看護師さんが可哀そうになる。

呼ばれてきた看護師さんも一回失敗してしまい、周りの空気がピリッとしたけれど二回目でしっかり点滴ルートが確保できて皆で胸を撫でおろしたのでありました。

でもこれで手術前の山場は終えたぞーと思っていたのですが、実はもう一つ大変なことが・・・

それは、着圧ソックス!!

今年の手術を受けた時は血栓予防の為に足を定期的にマッサージしてくれる機械が取り付けられていたんだけど、当時は着圧ソックスを履いて予防してたのねん。

でね、その着圧ソックスがめちゃくちゃ着圧があるのです!

なので履くのがちょっと大変。

しかもですよ、既に片方の腕には手術用の点滴がされているのでそっち側の手はあんまり力が入れられない。

でも着圧ソックスはとても片手で履けるような物じゃない。

どうやって履けばいいんじゃー!!

初めは一人で何とかしようと頑張ってたんですがどうしても無理で、手術の立ち会いに来た家族に手伝ってもらって汗だくになりながらなんとか履きました(笑)

点滴する前に履きたかった~。

そして着圧ソックスの代わりに血栓予防をしてくれる足のマッサージ機って神!

何とか準備を終え、とうとう手術となるのです。

 

初めての手術その2へつづく

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