しじーみらいふ

特に劇的なことは起こらない乳がん再発ブログ

乳がんと分かるまで・その2(回想録)

今晩は、しじーみです。

昨日から初発乳がんの時を振り返って書いています。

お薬

これは10年くらい前の話しになるので、今の検査の仕方や診察方法、治療とは若干異なる場合が御座いますので参考程度にとどめて下さいね!  

 

前回の記事はこちらから

『乳がんと分かるまで・その1』

 

乳がんと分かるまで・その2

10年前の8月、しじーみさんは自分の胸にしこりがある事に気付きました。

慌ててネットで調べ、その週の土曜日に乳腺外科のある病院で診てもらうことにしました。

それまでに私は乳がん検診を受けた事がありません。

30代だった私は、まだがん検診の必要性を感じてなかったんです。

市の乳がん検診は40代からだったし、今まで大した病気もしておらず、職場の健康診断はいつも良好。

病院にも数年に片手で足りるくらいしか行かない私は、まだまだ大丈夫だろうと思っていたんですよね〜。

自分の健康に慢心がありましたね〜(笑)

ガン保険も40代になったら考えようかな〜って思ってたんですが、まさかこんな事になるとは!!

でも私的にこまめに検診を受けるというのはちょっと疑問があって、自分はガンになったけど他人に強く『乳がん検診に行ってください!』とは言ったり言わなかったり。

もちろん検診は適度に必要だけど、それよりも常日頃自分の体をいたわって変化を見逃さないようにして、ちょっとでもおかしいなと思ったら『これくらい大丈夫』と思わずに病院で診てもらうのが何より大切だな〜と今は思ってます。

 

うん、話しが逸れたので戻します。

 

土曜日に病院へ行くことに決めたしじーみさんでしたが、それまでの間は涙目で胸のしこりに関しての情報をネットで漁ってました。

胸のしこりの80%以上は良性、柔らかくてよく動くしこりは良性等々、そんな情報を目にしては自分のしこりを触ってみて、一人で良性? 悪性?とぐるぐる悩んでました。

この時私は両親と一緒に実家で暮らしてたんですが、親にギリギリまで黙ってたな~。

胸のしこりの正体がはっきりと分かってからでいいだろうと思っていたし、何より動揺している自分が上手く話せる自信が無かったし。

そんなこんなで誰にも言わないまま迎えた土曜日。

診察時間前に病院へと向かったんですが、初診だったので受診票やら問診票を書いているうちにそれなりに時間が経って、乳腺外科の待合室にはいつの間にか女性の患者さんで一杯になってました。

え!? この人たち、みんな胸に何かしらの異常を感じて来てるの!?と患者さんの多さに驚きつつ、たまたま空いた席に座って自分の番が来るのを待ちました。

これがね〜、全然呼ばれない!!(笑)

今なら分かるんだけど、乳腺外科の患者さんって何週間も前に次の診察の予約を入れるんだよね。

だからその人達の合間を縫って急な外来の患者さんが診てもらえるわけで、そう簡単に順番は回ってこないのですよ。

一時間ぐらい経っても待合室の患者さんは減ったように見えず、自分の順番が全く読めないでいると看護師さんがやってきて先にマンモグラフィーを受けてきて下さいと指示されました。

今までマンモグラフィーを受けた事はなかったんですが、どんなふうに検査するかは知ってました。

 

チチを機械でグーっと挟むのですよね!

 

想像しただけで痛そうですよね!!

 

実際はもっと痛かったです!!(涙)

 

検査する時は上半身裸に前掛けみたいのをして、その前掛けをずらして検査する方の胸だけを出して縦とか横とか挟んで撮影しました。

技師さんは女性の方で、「胸のどの部分が気になりますか?」としこりの位置を聞かれたので「ここです」と実際に胸に触って説明しました。

で、そこが綺麗に映るように胸を挟むわけですが、これが大変。

何故ならしこりの位置が悪くて、上手く挟めない!!

ちょうど胸の終わる境目というか端というか、とにかく挟みずらい場所。

技師さんが一生懸命私の左胸を寄せ集め、途中まで自分の指ごと私の胸と一緒に撮影用の板の間に挟むわけですが、どうしても逃げてしまう。

なかなかうまく撮影できず、何度も胸を挟まれる私は汗だくになったけど、何とか上手く写そうと奮闘する技師さんも汗だく(笑)

失敗を繰り返し、それでもまぁまぁ妥協できそうな撮影ができて私も技師さんもホッとしました。

「痛かったでしょう? 何度も挟んでごめんなさい」と謝る技師さんに、何んだか申し訳ない気持ちになっちゃったよ。

余談ですが、技師さんと私が奮闘し、力を合わせたマンモグラフィーの画像、乳がんの判定には全然使えませんでした(笑)

 

うぉーいっ!!私たちの苦労は一体!?

 

あれから10年経った今ではぽつぽつと拷問みたいに挟まなくてもいい機械が出てるみたいだけど、早く体に負担がかからずに検査できる方法が生まれて一般的になって欲しい。

マンモグラフィーはまだ普通の時はいいんだけど、生理なんかの影響で胸が張ってる時は本当につらい。

マンモグラフィーを受けるなら出来るだけその日は避けたいけど、検診って数か月前に予約だったりするから大変だよね。

そんなこんなでマンモの撮影を終えた私ですが、再び乳腺外科の待合室に戻るものの呼ばれず。

結局ね、一番最後の診察で御座いました。

やっと会えた乳腺外科医は、そのまま私の主治医となります。

まぁこの時はまだガンかどうか分からないのですけど。

先生は私が胸のしこりに気付いて診察を受けに来たと伝えると、「それじゃぁ診てみましょう」と触診し、エコーでもしこりを調べました。

エコー画像を私も一緒に見せてもらったのですが、どうやらしこりの中に水が溜まっているようだとのこと。

細胞も採って調べてみましょうとのことで、局部麻酔をされ、「え? それを胸に刺すの?」とビビってしまうくらいの注射器でしこりの細胞を採取されました。

局部麻酔のせいか痛みが無かったんですが、注射器からバチンって大きな音が怖かった。

あれこれ検査をして頂いた物の画像では判定しずらいとのことで、細胞診の結果が出る来週に予約を取って帰宅しました。

直ぐに結果が分かると思っていたのにお預けをくらってしまったせいで、次の診察まで悶々とした日々を過ごしました。

この時の私は、その悶々とした日々がさらに延長されるのを知らないのでありました。

長くなってきたので、今回はここまで。  

 

『乳がんと分かるまで・その3』へ続く