※この記事は2015年に乳がんが肺転移した当時を振り返っています。現在は2度の肺手術で腫瘍を切除し、ハーセプチンとレトロゾールで再再発予防中です。
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ゼローダ+タイケルブ終了
約1年ほど続けたゼローダ+タイケルブの服用ですが、ドセタキセルで縮小した腫瘍の大きさは元に戻り、なんなら更に大きくなってしまったので中止となりました。
点滴なしの月1通院ですむゼローダ+タイケルブでの治療は体力と手間的に楽だったんですけどね。
サヨナラすることとなりました。
ま、これは自分の中で想定内だったので、特に悲観もしていませんでした。
だってまだ2枚目のカードを切っただけだし。
ただ、次の薬はなんだろう?
カドサイラ?
ハラウェン?
タキソテール?
TS-1は……ないかな。
頭の中でそんなことを考えながら、主治医からどの薬を提示されるのかとドキドキする私。
主治医「うーん、ドセタキセルとハーセプチンが効いてたから、またそれで治療してみようか」
しじーみ「へ? あ、ソウデスカ……」
新しいカードは直ぐに切らないらしい。
ドセタキセルは肺転移が分かって直ぐに治療に使った薬で、腫瘍を消す事はできなかったけど縮小はしてくれたんだよね。
だから十分に効果を期待できる。
期待はできるけど、気分は重い。
だって脱毛するし爪は割れるし、顔色は悪くなるし……
よーしやったるぞ!!という気持ちになれないのは仕方ないことだと思います。
耐性が出来て増悪
そんなわけでセカンドシーズンを迎えることになったドセタキセル+ハーセプチンでの治療。
しかし今回は更にパージェタを追加!
これが点滴時間が長い!!
だってドセタキセルが約2時間、ハーセプチンが30分、パージェタが30分で、トータルの点滴時間が3時間よ?
そこに生食を前後に流すので、4時間近くかかってしまうのであります。
お昼に点滴を始めても、終わるのは夕方。
お陰様でドセさんを投与中はいつもケモ室に最後まで残っておりましたよ。
副作用だけじゃなく、この点滴時間も憂鬱でした。
こんなに頑張ってドセさんを投与してたんですけれど、ファーストシーズンでは縮小した腫瘍も耐性が出来てしまいジリジリと増悪。
今回も約1年ほどで中止となりました。
耐性が出来てしまったので、今回はドセさんと完全なサヨナラ。
次の薬での治療となりました。
続きます。
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