先日のこと。
スーパーのお菓子コーナーでスナック菓子を物色中に背後から『おじちゃん』という声がした。
当然ながら女である私は無反応。
私の近くに男性がいて、その人を呼んだんだろうと思ったから。
が、恐ろしいことに再び『おじちゃん』という声がする。
なんと私の隣で。
見ると小さな男の子(三歳くらい?)が、お菓子を見つめたまま立っている。
周りに男の子の親族が一緒にいるのかと思ったが、男の子は一人だった。
というか、お菓子コーナーには私とその男の子だけだ。
ということは、男の子の『おじちゃん』と呼んだ相手は私ってこと!?
軽ーくショックを受けている私に、男の子からとどめの一撃が発せられる。
『おじちゃんはこのお菓子好きなの?』
あぁ……『おじちゃん』って完璧に私の事だったのね(涙)
まぁでも私、ベリーショートだからね。
服装も黒のTシャツに黒のジーンズだから、あのくらいの男の子には男性に見えても仕方ない。
でも声を聞けば流石に女性って分かるよね?
「――残念だけど、私は『おじちゃん』じゃなくて『おばちゃん』なんだよ~」
そう言って男の子に笑いかける。
でも男の子は私が手にしてたお菓子を見て
「おじちゃんはそのお菓子が好きなの?」
あぁぁぁぁぁぁぁっっ……!!
おじちゃんじゃ、おじちゃんじゃないのよ~!(涙)
でも男の子が可愛いから許す(笑)
それにしても、闘病引き籠りだからって身なりをおざなりにしてた結果ですね。
男の子に『おばちゃん』と言ってもらえるように頑張ります。