約11年前に乳がんを告知されるまでは、私は自分の健康を信じて疑わなかった。
そりゃそうだ。
それまでの健康診断では、いつもいい判定が出てたもの。
なんてったって30代(辛うじて)だったもの。
まだまだガンとは無縁のお年頃だと思うじゃない?
なーんの不調も無いし、数値にも出てない。
なのにガンとか言われて、そりゃもうパニくりましたとも!
なんでもっと自分の体を労わらなかったのかと後悔の嵐でした。
まぁ、今は「いやいや、他の元気な人たちと変わらん生活してたじゃん!食事だって家族と同じもの食べてて(この時は実家暮らしだった)ガンになったのは私だけだし。私が悪いんじゃないやい!」と開き直れるけどね。
でも周りはそれで良くても、私には合ってなかったんだろうな。
朝食食べれば元気になる人もいれば、逆に胃の調子が悪くなる人もいる。
一般的にはこう言われてるけど、ソレが自分に合うかどうかは試してみないと分からないわけで・・・
個体差があるってことを、改めて実感してます。
他人は他人、自分は自分。
周りが良いと言ってるから始まるのはアリだけど、続けるかどうかは自分に合ってるかどうかだよね。
周りが続けてるから続ける必要はないんだなあと、人生も折り返し地点で思う。
ちゃんと自分の体調が良好に保てるのは何か、不調になるのはどんなことか把握しないと駄目だな。
もう「私は頑丈なんだから、これくらい大丈夫!」と過信しないように気をつけよう。