闘病してると、ついつい闘病記を読んでしまうしじーみさん。
今回も肺の手術前に何か情報を私におくれ~!とGoogle先生に泣きついたのですが、私の尋ね方(検索の仕方)がいけなかったのか思うような情報を得られず・・・
何故か辿り着いたのが、こちらの漫画『腸よ鼻よ』です。
作者の島袋全優さんは一万人に一人という国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を10代で発病。
23歳の時に大腸を全摘し、これまでに10回の手術を受けてこられてます。
つーか手術10回って・・・手術の大先輩じゃん!!(笑)
闘病の様子は割と・・・いや、かなりハードです。
原作者でありこの漫画の主人公である全優は、漫画家を目指して専門学校に通いながら、学費を稼ぐためのアルバイトに明け暮れる毎日。
そんな忙しさからか三週間もお腹の不調を感じ、病院で診察してもらうも改善せず、症状は悪化していきます。
担当医の勧めで二週間の入院するも症状は悪化するばかりで、原因は不明。
しかしこの時は既に症状は軽・中・重の中。
なんというか・・・第一の担当医がヘッポコだとちゃんとした病名が診断されないと大変になるという、患者にとっては一番恐れていることが起きてしまうわけです。
ちなみに全優ちゃんはもちろんセカンドオピニオンを受けたりするのですが、第一担当医がヘッポコという不運に見舞われてちゃんとした治療を受けるまで遠回りしてしまうわけですな。
こんなヘビーな内容をギャグで描いてくれるので、気分が沈むことなくあっという間に読んでしまった。
病気は違うけど治療で共感できるところがあったり、当時は泣きたくなるような自分の体験も笑って振り返えれるような、そんな闘病ギャグエッセイです。
いや、時々笑わなきゃやってられん!って時もありますが(汗)
もし興味がありましたら読んでみて下さい。
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ところで無事に手術を終えた全優さんが、硬膜外麻酔が外れかけていたってエピソードがあって、肺の手術で硬膜外麻酔の恩恵を受けた私は他人事ながら『それは大変でしたね・・・』と両手を合わせた。
硬膜外麻酔のお陰で、今回は本当に楽でしたからねぇ。
アレって体質に合わなくて吐き気があったりする人もいるけれど、幸い私は特に副作用はなかったのでガンガン利用させて頂いたからね。
あと硬膜外麻酔って一旦外れちゃうともう使えないらしいので(別の方法になる)、外れなくて本当に良かったと思う。
割と大きさも重さもあるので、何かに引っ掛けたらどうしようとヒヤヒヤしてたんだよね。
寝る時もお腹に抱えて寝てたなぁ(笑)
これも何事もなく済んだから今笑える出来事だよね。