※この記事は2015年に乳がん肺転移した当時を振り返っています。
現在は肺の手術をして切除したため、治療は小休止中です。
さて、人生二度目の抗がん剤スタート。
今回はドセタキセル。
一回目の投与が終わっての感想は?
気になる副作用
とうとう始まってしまった乳がん再発治療。
再発してまうと、抗がん剤はエンドレスと言われます。
それだけこの病気は再発するとしつこいんだねぇ。
なので治療はガンを叩くというよりはQOLの質を落とさないのが目的で、私の場合は肺に転移してしまったので腫瘍が大きくなって呼吸の邪魔をしたり、水が溜まったりなどを防ぐ目的が大きいかな。
もちろん、運良く消えて頂ければいいんだけどね。
多分、そのどちらも狙って選ばれたのがドセタキセルなんだろうな、と。
あ、私の勝手な想像です。
初発の時に受けたECよりは副作用が軽く、でもそれなりの強さがある。
それがドセタキセルなのかなと。
ドキドキの一回目ですが、ECの時のような吐き気を感じる事なく過ごせました。
主治医が念のために吐き気止めを2種類用意してくれていて、1つは食後に、もう1つは頓服用です。
この頓服用の吐気止めは水のいらないタイプで、確か口の中で溶かして服用する薬だったと思います。
私は幸いECの時もドセタキセルの時も水が飲めないほどの吐気を体験しなかったのですが、考えてみれば水が飲めないくらいの吐き気が強く出てしまう人もいるわけで。
抗がん剤による副作用を少しでも軽減する薬が色々と出てるんだなぁ・・・なんて5年ぶりに抗がん剤治療を受ける私は思ったわけです。
抗がん剤治療中の通院手段
さて、こうしてドセタキセル+ハーセプチンでの治療が始まったわけですが、私はこの間私は愛車で通院してました。
だって点滴で4時間近くって、待ってもらうの大変だし。
誰かを待たせると「まだ終わらないの?」と私がイライラしちゃうし。
1、2回目はどんな副作用が出るか分からなかったので身内に送迎をしてもらったのですが、幸い酷い副作用もなかったので。
でもこれは主治医がアルコールフリーの溶解液を使うように薬剤師さんに指示してくれたお陰です。
お陰で飲酒運転にならずに済みました。
ちなみにドセタキセルのアルコール含有量についてはこちらをどうぞ。
ビール50mlってお酒を飲む人には大した量じゃないって思うかもしれませんが、胃を通すのではなくて直接血管にアルコールが入るわけですから飲酒とは勝手が違います。
たしか私がカドサイラでの治療をしていた時かな。
隣で点滴を受けていた患者さんがどうやらドセタキセルを投与していたみたいなんですが、アルコールが少し回って顔が赤くなったらしく看護師さんが心配して声をかけていました。
カーテンで仕切られているのでもちろん私は患者さんの顔を見てませんが、看護師さんが「顔が赤いけど大丈夫」と声をかけると「らいじょうぶです」と呂律の回らない返事が(汗)
看護師さんとのやり取りでどうやらその方はお付き合い程度にお酒を飲める人らしいですが、それでも軽く酔った症状が出たみたい。
要注意!
ドセタキセル投与する場合は基本、運転厳禁でしょうね。
私みたいに自分で運転して通院する人やお酒が苦手な人は、前もって主治医に相談すると良いと思います。
続きます
↓しじーみ乳がん闘病記