※この記事は2015年に乳がんが肺転移した当時を振り返っています。
今は腫瘍を手術で切除したので治療は小休止中です。
脱毛が始まる前にウィッグの準備も済ませたしじーみさん。
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siji-milife.xyz職場の報告も両親の報告も済ませ、治療方針も決まればあとは走り出すだけ。
治療日はあっという間に訪れるのでした。
治療日当日の心境
主治医に乳がんが肺転移したのでドセタキセル+ハーセプチンで治療をしましょうと言われた時に、やっぱりそれかーと思ってました。
いやね、初発の時はEC療法のみだったんですが、闘病の方のブログを拝読してるとEC後にドセタキセルの投与もされてる方が結構いらっしゃったんですよね。
当時の私は「あれ? 私はECのみで良いんだ」とちょっと喜んでました(笑)
でもその時、もし何かあった時はドセタキセルかパクリタキセルになるかもなぁ・・・なんて思ってはいましたけどね。
まさか5年後に本当に使うことになろうとは・・・
治療日の当日はドキドキ。
そらそうだ。
抗がん剤経験者とはいえ、その体験はあんまりいいもんじゃないもんね。
気が重くなって当たり前。
投与前にしっかりとネットで良くも悪くも学習してたので、ECよりは吐き気が軽いらしいという情報は得てました。
それは有難い。
でも浮腫みとか痺れとかが回を重ねるたびに強く出ると聞いて、エンドレス抗がん剤の私は何回投与になるんだろうと暗い気持ちにもなりました。
ドセタキセル+ハーセプチン1回目
えっとですね、実は私、ECさんの影響で軽い予測性嘔吐がありまして。
予測嘔吐というのは、抗がん剤等の副作用で吐いた記憶による嫌悪で起る症状らしいです。
※詳しくはこちらをどうぞ
ここでちょっと5年前を振り返りますが、当時の私はECさんの副作用で実際に吐いたりはしなかったけど、常に車酔い程度の気持ち悪さがありました。それがEC投与後に必ず起こるから、心身共に拒絶反応が出てたんでしょうねぇ。
たった4回だったんですけど、最後の投与日には化学療法室に入っただけで少し気分が悪くなったりしました。
ええ、ええ、繊細なんですよ、私(笑)
あんまりマイナスな感想を書くとこれから治療が始まる方を無駄に怖がらせるだけかなと書くのを迷ったりしましたが、「全身全霊で戦うぞ~!」とは縁遠いけど抗がん剤受けてますって患者がいてもいいかと思って書いちゃう(笑)
でね、5年前の体験なのに、体はしっかりと覚えてるもんですね~。
化学療法室に入った途端、ちょっと気持ち悪くなったんですよねぇ。
まだ治療は始まってないのに。
うわー、これでちゃんと最後まで点滴できるかなぁと思いながら、薬剤師さんから治療スケジュールと副作用について説明を受けます。
そしていよいよ投与開始!
初回なので点滴中に血圧と検温があったり、看護師さんが何度も様子を見に来てくれたりしましたが、何事もなく点滴終了。
ECの時は投与後に既に気持ち悪くなったりしたのですが、ドセタキセルは特にそんなこともなく帰宅。
もうヘトヘトですよ。
だって点滴に5時間くらかかってましたからね。
長っ!!
初回だったので色々様子見ながらの点滴で時間がかかったけど、2回目からは3時間くらいかな?
点滴前には採血とか診察もあるので、点滴日は一日がかりよ。
これがエンドレス・・・どんよりした気持ちで帰宅しました。
続きます。
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