現在の治療
両肺の腫瘍を手術で摘出した現在、再再発予防のためにレトロゾールとハーセプチンで治療をしています。どちらも副作用が軽いといわれる薬ですが、やっぱりゼロってわけにはいきませんね。
レトロゾール&ハーセプチン
手術で肺転移した腫瘍を切除しておかげで、現在は画像上、腫瘍は消えています。が、だからと言って直ぐに「ハイ! 今日から無治療ね!」というわけにはいかず、再再発予防の為にレトロゾールとハーセプチンで治療をしています。
どちらもECのようなアントラサイクリン系とか、ドセタキセルみたいなタキサン系の抗がん剤と違い、脱毛も、吐き気も、痺れもないから体的に非常に楽ですが、でも副作用ゼロってわけでもないのよね。
それがやっぱり、『絶好調』の体調にはならないのがガン治療なんだなぁと思う。
ハーセプチンの副作用
ありがたいことにレトロゾールでの副作用はあまり感じていないのですが、ハーセプチンではまぁまぁあります。点滴した週にお腹の調子が悪くなって、下痢をしやすくなるんです。
とは言っても一日中トイレとお友達になるほどではありません。症状としては随分軽いようです。でも、お散歩とかお買い物先で急に腹痛が起ったりして、憂鬱ではあったんですよね。
主治医に相談したらミヤBMを処方してくれました。
これを服用してからは、かなりお腹の調子をコントロールできるようになりました。このミヤBMはお薬というよりはヤクルトとかヨーグルトみたいに腸内の環境を整えるものらしいですが、それで不調が改善されるなら有難い。
カドサイラの時はもう少し酷い下痢はあったのですが、なんか力が出ない感じだったから上手く副作用と付き合っていけるのは有難いなと思う。
お疲れモードの心臓
もう一つの副作用が、心臓への負担。抗her2剤は心臓に影響を与えてしまう場合があるらしいです。滅多にないそうなんですが、残念ながら私はその副作用に当たってしまいました。
なので心臓がちょっとだけお疲れモード。
まぁ普通の人でもそんな風になる時があるらしいですが、私はそれが元気Maxの状態なので、疲れやすくはあります。
なので主治医からは「動悸や息切れがあったらすぐに報告して下さいね!」と毎回言われます。なんなら私以上に心配してくれてるようです。本当はハーセプチンを止めればいいのかと思いますが、私の乳がんはハーセプチンが良く効くので、この辺のバランスが難しいですね。
メリット・デメリットを考えて、今は治療することを選んでます。
そんなわけで、なかなか副作用ゼロってはけにはいかないですね。何か副作用が出たら、主治医や看護師さんに相談するのも忘れずに。
早く治療とおさらばになれたらいいなと思います。