※この記事は2015年に乳がんが肺転移をした当時を振り返っています。現在は両肺の腫瘍を手術で切除して治療は小休止中です。
ドセタキセル15クール前後辺りから頻繁に眩暈を感じるようになり、「ファっ⁉ まさか脳転移!?」と焦ったのですが、ただの勘違いでした(笑)
メチャクチャ焦った当時を振り返ります。
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原因不明の眩暈
ドセタキセルでの治療を受けながら仕事も続けていた私。
ECの時も職場に融通してもらいながら、なんとか治療と両立させました。
ドセタキセルキセルはECよりもだいぶ副作用が軽いように思えたので、このまま続けられるかなあと思っていたんですが、やっぱり何処か無理してたんでしょうね。
ドセタキセル15クールあたりから、軽い眩暈を覚えるようになりました。
それが本当にフワーっとしてて、気を抜くと倒れそうな感じ。
最初はドセタキセルによる手足の痺れをそう感じているのかと思いました。
痛みは無かったんだけど、感覚が鈍くて薄いビニール手袋をしているように間隔は鈍く、力が入らない。
それの延長なのかと思ってました。
が、なんかおかしい。
それまで眩暈というものを体験してこなかった私は、無茶苦茶ビビりましたよ。
この症状は何?
もしかして、もしかして、脳転移!?
新たな不安を抱えることになります。
脳のCT検査
慌てて主治医に相談すると、主治医が脳のCT検査を予約してくれました。
脳のCT検査なんて初めての体験だからどんな風にやるんだろうとドキドキしたんですが、検査自体はとても簡単。
アイマスクのようなものをして横になり、あのブイーンと中で何かが回ってる輪の中を通るだけ。
ただ検査中は喋ってはいけなくて、技師さんの呼びかけには手を握って答えるように説明されるのですが、その出番もなく検査はあっという間に終わりました。
検査結果は異常なし。
え? じゃあこの眩暈はなんなの?となるわけですが。
この時、自分がキャパを超えていることに気付くんです。
どうやら私、自分が思っている以上に疲れてるらしい。
うん、仕事、辞めよう。
再発治療をしながら働いて1年と数ヶ月。
とうとう私は退職する決意をするのです。
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