しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

最大難所の両親への報告【再発乳がん闘病記7】

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※この記事は2015年に乳がんが肺転移したばかりの当時を振り返ってます。
現在は両肺の腫瘍を手術で切除したために治療は小休止中です。

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親には報告するか否か

さて乳がんが肺転移してまずやらなくちゃいけない事だった職場への報告と、今後の仕事についての話あいは完了しました。

治療と仕事の方針決まれば、後はもう前に進むだけなんですがね。

前進、次のステージへと書かれた黒板

私にはもう一つやらねばいけない事がありました。

それが両親への報告。

これが私にとって、一番気が重いイベントですよ。

だって乳がんが再発して肺転移したなんて、絶対に両親を驚かせて悲しませて心配させるって決まってるじゃないですか。

できる事なら親には何も言わずに治療をしたい。

そういう気持ちで一杯でした。

だってその方が私も両親も、きっと心穏やかに過ごせると思う。

心が乱れる期間は、できるだけ短い方がいい。

が、両親から独立して生活はしているものの、実家は同じ市内。

何かあったら駆けつけられる距離に住んでいたので、何かと顔を合わせることが多いし、おひとり様の私は身軽ゆえに何かあれば直ぐに実家から招集がかかるわけです。

治療が始まれば薬の副作用で脱毛が始まり、外見に変化が出る。

体調によっては声がかかっても、出かけられない日もあるだろう。

とうてい、黙っていられない。

私は報告する決意をしました。

 

いざ!実家へ

親へ報告しようと決めたものの、これがまぁなかなか実行に移せずに気づけば治療日は目前。

とある仕事帰りの夜に、私はミスドのドーナッツを買って実家に向かいました。

あの日の事もよく覚えてる。

朝から天気が悪くて、一日中雨が降っていました。

曇り空

前もって両親には話があると連絡済み。

両親は、一体どんな話だと思ってたかな?

もしかしたら・・・って何かを予感してたかな?

それとも良い知らせだと思ってたかな?

今、改めて振り返ると、やっぱり申し訳ないきもちになるぁ。

肺転移したのは、だれのせいでもなんだけどね。

そう思えるようになるには、少し時間がかかるんだけど。

 

続きます。

 

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