肺から腫瘍を取ってしまって１年。
お陰様で、先日の検査では今のところ再発の影はなし。
ありがてぇ！
このまま心身ともに穏やかに50代に突入したい。
再発が分かった時は50代を迎えらえるか本当に疑問だったけど、自分的にはいい感じで迎えられそうかな。
体は切り刻んだけど。
今の50代って私が子供の頃に想像してたよりもずっと若くて元気で、周りの同年代をみると人生まだまだこれからって感じ。
が、やっぱり年代を一つ乗り越えるのは心身にも山場であるのか、ちらほらと寂しいお知らせも耳にするようになった。
再発が分かった時は病気のせいで『親より先に・・・』なんて思ってたけど、年代的にもそんなことが起っても不思議じゃない歳なんだな。
しみじみとそんなことを思った。
親が後期高齢なのでチラホラと自分が亡くなった時に話なんか口にすることがあって、その度に頭の中で『いやいや、私が先かもよ？』なんて思う事もある。
たまに冗談ぽく口にもする。
でもこれは、私がこの先もこの病気と付き合っていく以上、親にもある程度は覚悟しててねって思いがあるからだなぁ。
ただ乳がんを告知された時みたいにズーンと重く暗い考えではないのよ。
私的には夕飯はなににしよう？って考えるのと同じように、その時が来たらどうしようかな？なので。
乳がん再発治療が続いてそのくらい身近で軽い考えになっちゃってるんだけど、伝え方が本当に難しいなぁと思う。
