肺の手術から一年。
寛解を目指す意味合いとは違った手術ではあったけど、今のところ術側の肺に再発がないのならまぁまぁな選択だったかなぁと思ってます。
肺の手術に関してはこちら。
まぁまぁではあったと思うけど、やっぱり体にメスを入れるっていうのは簡単ではないなーとも思う一年。
抗がん剤の治療も長いってのもあるんでしょうが、なかなかに体力が回復するのにも時間がかかる。
昨年手術する前は「手術で抗がん剤治療がおさらばできるのなら、両方採っちゃうか?」と思ってたけど、安易に選択もできないかなぁというのが今の考え。
ただ切れるカードの一つであることは、心強くもある。
それとアレだよね。
これまでは「両親の為に、せめて親よりは生きよう」って思ってきたけれど、この一年で「他人の事をかまってる場合じゃねぇっ!! 私は私の道を行く」と強く思うようになりました(笑)
例えばね、実家を出る時に「私は結婚してないんだから、将来的にまた親と一緒に暮らそう」と思ってたんだけど、今は「自分がもういいやって思ったら実家に戻ろう」と思ってます。
私も両親も、体が動くうちは自分の思う通りにしてればいいかなぁと。
この先、私の方が動かなくなって親よりお先にさせてもらうようになった時、「我慢した」って親を怨むよう気持ちにはなりたくない。
今までも十分ワガママさせてもらってるんだけど、ここ一年で更にそう思うようになった。
でもそう考えると随分と気持ちが楽になって、今は楽しいなぁと思ってる。
あとは残ってる腫瘍が薬で上手く小さく出来てるれるとなー、って感じかな。