しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

ホルモン療法は副作用が軽いとはいいますが・・・

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さて、ドセタキセル→カドサイラ→フェソロデックスと腫瘍が増悪する度にお薬チェンジとなったしじーみさん。

その都度、前より副作用が軽くなってるな~と感じてます。

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でもでも気を付けて欲しいのが、副作用って人によって全然違ってくるってことです。

もしこれから私が投与した抗がん剤と同じもので治療するorこれから治療予定の人、または家族で治療する予定の人or受けている人がいたとしても、私の感想はあくまで参考程度と受け止めて下さいまし。

何故なら、抗がん剤って人によって副作用の出方が違う。

そして人によって基準が違うからです。

人とは、どうしても以前経験したものを基準にします。

私の基準は、10年前に初発乳がんの術後補助療法として投与したEC療法。

あれですよ、イチゴシロップみたいな色をしたアイツです。

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美味しそうなイチゴで気分を落ち着かせてますが、私にとってECはなかなかに強敵で御座いました。

カイトリルという吐き気止めのお陰でトイレと友達にならずにすんだのですが、投与後三日位は車酔いみたいな吐き気があるし、胃はスッキリしないし、怠さが半端ない。

今でもよく仕事しながら出来たなぁ・・・と遠い目をします。

EC療法は全4クールだったのですが、2クール目からケモ室に入るだけで気持ち悪くなってたもんねー(笑)

予期性悪心ってやつですね。

それと前もってECを投与すると尿も赤くなるとは聞いていたけど、実際に目にしたらなかなかのパンチ力。

アレが基準なので、ドセタキセルは非常にマイルドな印象。

カドサイラに変わった時は「うわ~、楽だ!」という感想。

そしてフェソロの今は「殆ど副作用を感じなーい」です。

でもね、よーく考えて下さい。

基準はEC療法。

投与後一週間は仕事以外は寝て過ごし、車酔いみたいな吐き気のせいでググっと食事量が減ったECに比べればそりゃぁアナタ、今の副作用なんて軽い軽い。

でもねやっぱり、体にはダメージありますよ。

そりゃぁホルモン療法は抗がん剤より副作用が軽いでしょうが、ガン細胞の増殖を抑える為に他の細胞も阻害しちゃうんだから。

ホルモン療法だって女性ホルモンを薬の力で減らしちゃうわけだしね。

そんなこと急にされても体だって追いつかないわけですよ。

だから思いもよらない副作用だってあるわけです。

人によっては吐き気が合ったり薄毛になったり、朝起き上がれないくらいの倦怠感を覚えたり。

急激な老いを感じたり。

まぁ、何が言いたいかといいますと、他人の「副作用は軽いよ」の言葉は話半分で聞いて、自分のペースで体を大事にして欲しいということです。

初めて抗がん剤を投与する前、既に抗がん剤を受けていた同病者の方から「今は良い吐き気止めがあるから、吐き気殆ど感じないから大丈夫よ~」と言われてたけど、実際受けてみたらなかなか辛かった私からのアドバイスだよ(笑)