しじーみさんが乳がん告知を受けたのは、ギリギリ若年性乳がんに分類される年齢の時。
家族も近い親族もガン患者ってきいたことなかったから、まさか自分がって非常に驚いた。
いや、後でよくよく聞いたらガンを患っていた人もいたんだけど、私の年齢よりもずっと上。
だから『なんで私が……』っていう思いは強かった。
結婚する気がなかったから独身となるとガン保険も考えなきゃな―なんて思ってはいたけど、加入はもう少し先で全然間に合うって思ってた(笑)
人生なにがあるか分からないもんです。
乳がんが告知られた当初は絶対に再発させない、寛解してやる!って思ってた。
もちろん元気になりたい!って思いが一番強かったんだけど、『若い人は進行が早い』という世間一般的な認識を否定したかったてのもあるな〜。
私はガンになったけど今は全然大丈夫!って言いたかったんだよね。
ドキュメンタリーやドラマなんかで若い人がガンを患うとあっという間に亡くなってしまうのを、せめて自分の周りにいる人達には「私は違ったね」って笑いたかったんだろうな。
でも10年も経つと、周りで病気になる人も増えていくし、それまで病気なんてしてなくて元気だったのに突然亡くなってしまったなんて場面に出会うと、考えも変わってくる。
今はもう流れに身を任せようとおもってるんだけど、変にやる気が出てきてるのは、なんだろうねー?
あれ?
私って割と長生きするつもりなのかしら?(笑)
そんな、不思議な感覚。